汎用機をホーニングマシンに変える「ミクロンホルダー」

 リーマ加工おいて加工精度の低下や、工具の破損を引き起こす切屑を細かく切断し、効率的な排出を促す画期的なホルダです。ホルダに内蔵された加振機構が、切屑を切断するとともに、排出を促し、また切削油を全体に行き渡らせます。これにより、ボール盤などの汎用機でも、従来の汎用マシンでは不可能だったミクロン公差のホーニング加工を実現できます。
 振動装置内蔵のホルダをボール盤などの汎用マシンに装着することで、精密ホーニングマシンとして利用できる画期的な商品です。
 従来の汎用マシンでは不可能だったミクロン公差のホーニング加工を実現しました。  ステンレス鋼、焼入鋼、鋳鉄、超硬合金、セラミック、アルミなど、幅広い被削材に適用可能です。また、切削油も油性、水性を問いません。
 振幅は0~1.0mmまで調節できます。

ミクロンホルダーの動作

 振動機能により、ツール切削負荷が軽減でき、ツール寿命を延ばすことができます。
振動の振幅を0~1mmまで設定可能です。
また、リーマの揺れを2μm以内に調整できます。そのため、フローティングホルダを使用する必要がありません。

 

ミクロンホルダーの主な仕様

名称
種別
加工径
(mm)
振幅量
(mm)
ホルダ部
工具取り付
重量
(kg)
ミクロンホルダー MC用 φ2.0 ~ φ40 0 ~ 1.0 BT-50

・シャンク径
(φ5 ~ φ25)
・コレットチャットタイプ

9
BT-40 6
ボール盤用 φ2.0 ~ φ25 MT-3 4.5
MT-4
MT-5
加工後(S45C)
 
面粗度RzD
(μm)
円筒度
(μm)
通常加工 1.53 1.875
ミクロンホルダー使用 1.2 1.45

※取りしろは、ダイヤ#200の平均的な取りしろにて加工
※リーマ拡張式リーマφ10-ダイヤ#120を使用
※ ワンパスにて加工
※加工条件によって数値が異なる場合があります

加工後(FC)
 
面粗度RzD
(μm)
円筒度
(μm)
通常加工 1.17 1.5
ミクロンホルダー使用 0.93 1.26

※取りしろは、ダイヤ#50の平均的な取りしろにて加工
※リーマ拡張式リーマφ10-ダイヤ#50を使用
※ ワンパスにて加工
※加工条件によって数値が異なる場合があります

一般的なホルダとミクロンホルダーの工具寿命の比較

 
一般的なホルダ
ミクロンホルダー
材質 加工可能回数 加工可能回数
SUS 30,000 90,000
SS
S45C
20,000 50,000
銅・真鍮 50,000 125,000
鋳物 50,000 60,000

※加工条件によって数値が異なる場合があります

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